12/15 FRI NIAGARA
ハウス、ディスコ、ニューディスコ、レフトフィールド、コズミック、ポストパンク、エレクトロファンクといったあらゆるジャンルの今の音を取入れたDJ、プロデューサー、ブレナン・グリーン。しかし、彼のサウンドを的確に表すスタイルやカテゴリーは見当たらない。
ダニエル・ワンのBalihu、Wurstといったインディペンデントなダンスレーベルからの作品や、自身のChinatownからの彼のプロダクションには、現在のダンスミュージックシーンに於いては珍しい、オーガニックなフィーリングが感じることができる。
アナログオンリーでリリースされる彼の楽曲では、アコースティック・サウンドとエレクトロニック・サウンドが混ざり合い、魅惑的なグルーブ、型破りのリズム、ヒプノティックなベースラインが生み出されている。リミキサーとしては、Liquid Liquid、Lindstrom、Runaway、DFAといったアーティストのリミックスを手掛け、最近ではGet Physicalよりリリースされたダミアン・ラザルスの”Neverending”のリミックスがイギリスRadio Oneでのピート・トングによるプログラムの中で"Essential New Tune"に選ばれた。
DJセットの際には、ディスコ、ハウス、テクノ、ダブ、ロックなど様々なジャンルを織り交ぜた幅広い選曲で、ダンスフロアをロックする。Wurst Musicのロイ・ダンクとのAPTでの「Pop your funk」や、Flamingoでの「Junky Blues」といったニューヨークでの彼のパーティーは、アンダーグランドディスコサウンドのパイオニアの1つとして知られ、その後は、ヨーロッパ、北米、南米、オーストラリア、日本へとツアーを続け、これまでにニューヨーク-P.S.1、ロンドン-Fabric、Horse Meat Disco、東京のYellow、シドニーのMadracketなどの世界屈指のアンダーグラウンドパーティーに参戦してきた。現在はニューヨーク-イースト・ビレッジのNubluにてマンスリーのレギュラーパーティーを行っている。
昨年からはイギリス-Strut/K7レーベルから復活を遂げるアーサー・ラッセル/ルース・ジョインツ・プロジェクト、Arthur's Landingのプロデュースを手掛け、Hercules & Love Affairのメンバーとして知られるノミ・ルイスをフィーチャーしてカバーしたディスクラシックス大古典、"Is it all over my face"を含む2枚の12インチシングルをChinatownからこの2ヶ月でリリース予定だ。
Arthur's Landingは今は亡きアーサー・ラッセルの親しい友人であるアーティストやミュージシャンが結束し、アーサーのディスコ作品をカバーするプロジェクトで、そのメンバーには、スティーブン・ホール、ピーター・ズンモ、アーニー・ブルックス、ムスタファ・アームド、ビル・ルイル、エロディ・ローテン、そしてジョン・シャーマンがいる。またHercules and Love Affairのノミ・ルイス、Paul Simon Bandのギタリスト、ラリー・サルツマン、そしてブレナン・グリーンらも参加する。現在までにLoose Joints、Dinosaur、Dinosaur L、Killer Whale、Indian Oceanといったアーサー・ラッセルのプロジェクトをプレイしてきた。
以下のリンクはDiesel Planetでの彼らのライブの映像。スティーブンの影に隠れてあまりみることはできないが、演奏しているのがブレナン。
http://www.youtube.com/watch?v=w_ou483rsHQ
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